@article{oai:our.repo.nii.ac.jp:02011059, author = {鈴木, 篤 and Suzuki, Atsushi}, journal = {大分大学高等教育開発センター紀要}, month = {Mar}, note = {本稿ではドイツ学術交流会(DAAD) の発展過程と学術交流活動、同プログラムを通じた日本人奨学生の留学実態などを明らかにした。DAADは第二次世界大戦前、学術交流会、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団、海外学術事務所の三組織が合流し、結成された団体である。戦後は大学の主導で再建され、その後も多様な機関から集められた資金を用いてドイツ人・外国人の奨学生を支援した。日本人としては戦前に18名、戦後は少なくとも1094名がDAADから奨学金を受けドイツに留学し、とりわけ戦後は帰国後、主に高等教育・研究機関に就職している。こうした日本人奨学生にとって、DAAD を通じたドイツへの留学は単に個々人の学習機会の必要を満たすものにとどまらず、帰国後の長期的なドイツとの人的つながりをもたらすものでもあった。DAADの活動は、親独派の知識人を増やし、ドイツに対する友好的態度を育むという効果も持っものであったといえる。}, pages = {41--58}, title = {ドイツ学術交流会を用いた国際学術交流に関する一考察 : 歴史的発展過程と日本人小学生の属性に関する分析を中心に}, volume = {5}, year = {2013}, yomi = {スズキ, アツシ} }