@article{oai:our.repo.nii.ac.jp:02012144, author = {正木, 遥香}, journal = {大分大学高等教育開発センター紀要}, month = {Mar}, note = {本論文は、従来研究において教育的活動の導入にすぎないと軽視されがちであった趣味講座の教育的意義を拡張することを目的とする。そのための手立てとして、代表的な趣味講座である音楽活動が、萌芽期の社会教育においていかなる位置づけを有していたのかを、当時の文部省官僚である乗杉嘉壽が編集に関わっていた雑誌の分析から解明する。分析の結果、音楽は芸術や娯楽としての側面のみならず、過酷な生活を慰撫し、社会の退廃を遠ざけるものとしての陶冶性を示すものとして用いられていたことが明らかになった。このことから、音楽活動のような趣味講座は、単なる教育活動への導入ではなく、活動そのものに教育的意図が含まれうるものとして捉えられる可能性を有することが示された。}, pages = {77--90}, title = {大正・昭和初期における音楽活動の意義の変遷 : 乗杉嘉壽の思想を中心に}, volume = {11}, year = {2019}, yomi = {マサキ, ハルカ} }