@article{oai:our.repo.nii.ac.jp:02013062, author = {後藤, 萌歌}, journal = {大分大学教職大学院研究報告}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,アイデンティティ発達の側面から,生徒理解の試みについて考察することである。そのため研究I では,中学校入学時の生徒についてアイデンティティ発達の視点から,日本語版多次元アイデンティティ発達尺度(DIDS-J)を用いて調査した。この回答をもとに得点化することで,各次元が可視化された。研究Ⅱでは,具体的な教育支援方法へとつなげた実践を提示した。自己との向き合いを促すことが,一部の否定的自己評価に対する効果的な働きかけとなり得ることが明らかとなった。研究Ⅲでは,約半年間の継続的なDIDS-J を用いた調査を行った。その結果,各次元の推移をみることができ,アイデンティティ発達の側面から生徒理解を行った上では,反芻的探求に着目する必要性が示された。本研究の結果から,生徒のアイデンティティ発達を捉えることが生徒理解につながり,実際に行われている教育活動にいかせる可能性があることが示唆された。}, pages = {63--76}, title = {アイデンティティ発達の客観的指標を用いた生徒理解の試み ―中学1年生における実践を通して―}, volume = {7}, year = {2024} }